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監査法人辞めたい…公認会計士の転職タイミングはいつが良いか

監査法人からの転職時期

公認会計士試験に受かった多くの人が就職するのが監査法人です。公認会計士試験に受かった人のほとんどは、何も考えずに監査法人に入社していることでしょう。
しかし、監査法人は仕事のつまらなさや、その待遇の悪さから、早々に転職したいと思う人が大勢います。監査法人の事業部によっては、3年以内の離職率が5割ほどある部門も存在するほどです。
今回は、監査法人で転職するタイミングに迷っている方へ向けて、転職するのにベストなタイミングについて考察してみました。
結論から言うと、転職するタイミングは、どれだけ攻めのキャリアを送りたいかと、学歴によって決めるのが良いと思います。

2年未満での転職

この場合は、会計士登録に必要な実務経験2年間を満たさずに転職することとなります。FAS系ファームや会計事務所などに転職する場合は、転職先でも実務要件を満たすことができますが、多くの場合は実務要件を諦めることとなります。このようなケースは、投資銀行への転職のケースが多いように思えます。実際、最近野村を始めとする日系証券への転職はよくみられるケースです。
このような転職をするのは、最低慶應以上の学歴を持っている人のみにしたほうが良い、というのが私の個人的な意見です。せっかく会計士試験に受かったにもかかわらず、公認会計士を名乗れず、試験勉強で培った知識だけを武器にするわけですから、すでに学歴という肩書きを持っている人のみにしたほうが良いのではないかというわけです。
それでも投資銀行へ行きたいという方は、会計士登録してSSに昇格し、前職(監査法人での)年収を吊り上げてからの転職がオススメです。
実際、監査法人に1~2年いただけでは、基礎的な科目の数値更新のみで終わってしまい、監査の本質を理解することができません。監査以外の仕事がしたいという人にとっても、数値更新のみで終えてしまうよりも、ある程度年次が行ってから「判断」の求められる仕事をしてから転職したほうが、会計のスキルを考えても良いのではないかと思います。

終了考査が終わった直後の転職

他の会社では終了考査休みをもらうことは難しいですが、監査法人では、10日間終了考査休みをもらうことができます。有給と合わせれば、1ヶ月ほど終了考査前に休みをもらうことができるわけです。

SS1年目での転職

SS1年目での転職の場合、大きなメリットが2つほどあります。1つ目は、公認会計士の入会費を監査法人が肩代わりしてくれる点、2つ目は転職する際の前職年収が上がっている点です。
1つ目の、入会費については、転職により年収が上がれば関係ないと思うかもしれませんが、意外と2つ目の前職年収が上がるという点が大きいです。転職市場において、本来は、その人の市場価値によって年収が決まるのが望ましいですが、現実は、前職の年収プラスαという決め方をされる場合がかなり多いです。
転職求人サイトを見ていると、年収欄に「前職年収・本人の能力を考慮」と書かれている場合がこのケースです。言ってしまえば、他の同じ能力の人にはもう少し高い年収を提示したけど、この人の今の年収を見たら、現在の年収より少し高い給料を出しておけばどうせ来るでしょ、と足元を見られているわけです。
この点、スタッフ4年目とSS1年目では年収が大きく変わりますから、SS1年目に転職するというのは、非常に合理的な判断と言えます。また、経験について考えても、SS1年目であれば、小さなジョブなら主任を任せてもらえるでしょうから、主任を経験してやめるというのは、監査法人でしっかり学んでから辞めるという意味で良い決断と言えるでしょう。

それ以降での転職

それよりさらに長くいる場合、転職という意味では少し不利になるかもしれません。(経理や会計事務所への転職であれば別です。)
監査法人にいる公認会計士は、監査のプロではありますが、それ以外の業務の経験はありません。転職は通常、若ければ未経験の業務にも転職できますが、歳を取れば取るほど、その業種を経験していないと転職しづらくなります。
そして、ずっと監査法人にいるとなかなかイメージがつきづらいかもしれませんが、その「経験している業種」の「経験」の意味する幅は想像しているよりもずっと狭いのです。つまり、公認会計士だから、財務部や投資銀行など、会計の知識が必要な職種に「経験者」として転職できるわけではないのです。財務部には財務部の経験者がいますし、投資銀行には投資銀行の経験者がいて、その人たちが「経験者」採用されるのです。
そのため、転職を考えるのであれば、SSになった直後程度が丁度良いのかもしれません。

監査法人にずっと残る選択肢も良い!

ここまで、転職について述べてきましたが、監査法人にパートナーを目指して残る選択肢も良いと思います。パートナーになれば年収2000万円ほど貰えますし、転職したとして2000万円も狙える職業はあまりありません。また、パートナーを目指さなくとも、監査法人は、希望すれば定時帰りの部署へ行くこともできますし、プレッシャーが少なく、人間関係もめんどくさくないので、比較的ストレスの少ない会社と言えます。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。
少しでも転職について考えている人は、まずは転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。